派遣社員の申し込み、カードローンの注意点は?

現在、派遣社員として働いています。今のところ1年ほど同じ会社に派遣されて働いています。急にまとまったお金が必要になり、カードローンを利用したいのですが、派遣社員でも借り入れはできるのでしょうか?

在籍していることをちゃんとわかってくれている会社を記入

もちろん、派遣社員でも借り入れできますよ。ほとんどのカードローンの条件には「20歳以上の安定した収入がある方」となっており、安定した収入があればアルバイトでも派遣社員でも可能と注意書きされています。(参考ページはこちら→審査条件は良く見ておこう

ただし、派遣社員の方の借り入れの場合、問題になってくるのは、勤務先を記入する際に登録している派遣会社を書くのか派遣されている会社を書くのかという問題が出てきます。カードローンの審査には在籍確認と言って本当に会社に勤めているかどうかの確認の電話が入ります。電話がかかってきた時に自分が出られるのであれば問題はないのですが、そうではない場合に電話に出る人がどういう対応をするかによって借り入れができなくなってしまいます。

電話はカードローンの会社の名前ではなく、担当者の名前でかかってきます。通常であれば、電話に出られなかったり不在の場合は「○○は今席を外しております」や「○○は本日お休みを頂いております」と対応してくれますが、派遣社員の場合、会社の人間と認識されていないこともあるので、「そのような者は弊社にはおりません」と答えられてしまうこともあるようです。そうなると書類に嘘を記入した判断されるので審査に落とされてしまいますね。(参考ページはこちら→ちょっとした事で融資審査落ちする事もあるのに注意

登録している派遣会社か派遣されている会社、自分が在籍していることをちゃんとわかってくれている会社を記入しておかないと在籍確認の時にちゃんと対応してくれなくて困るので気をけた方がいいと思います。

派遣社員が作るカードローンの注意すべき3つのポイント

派遣社員として働いている人もカードローンの利用はもちろん可能です。正規社員と違って派遣社員の人が申し込みをする時にはカードローンの注意点が変わってきます。いくつか違う点はありますが特に注意すべき3つのポイントを説明します。

1つ目は正規社員と違って派遣元と派遣先が存在する点です。申込書には勤務先を記載する欄が必ずあります。この勤務先を派遣元にするか派遣先にするかで後々のトラブルを回避できます。カードローンの審査には勤務先への在籍確認があります。在籍確認を派遣元か派遣先のどちらにしてほしいかによって勤務先の記載の仕方が変わります。在籍確認をしても大丈夫な方を自分の都合が良い会社を選んで記載しましょう。

2つ目に派遣会社によっては個人情報の都合上、電話での在籍確認が難しい点です。在籍確認の時には金融機関から会社名ではなく審査担当者の個人名で連絡がされます。しかし、個人情報を慎重に取り扱う派遣会社では個人名の電話には応えることが出来ない場合があります。派遣会社に在籍確認ができるかどうか不安であれば事前に相談しておくといいです。相談がしづらい状況であれば在籍確認が不要な金融機関や、在籍証明書での確認が可能かどうか審査担当者に問い合わせるとスムーズに審査が進みます。

3つ目に申し込みする額に気をつけるという点です。派遣社員のイメージとしてどうしても正規社員よりも安定性に欠けると審査担当者に思われてしまいます。初めに申し込みをする時には低額で申し込みすることで審査に通りやすくできます。もし限度額を増やしたいのであれば遅延などをせずにしっかり返すことで綺麗な返済実績を作ってアピールができます。必ずしてはいけないのが虚偽の情報を申請することです。年収が低くても、勤続年数が短くても必ず本当の情報を申請しましょう。(参考ページはこちら→勤続年数が短いと借り入れも難しくなる?

カードローンの注意点を以上3点しっかり守って申請することで派遣社員でもちゃんと利用することができます。

【参考ページ】
派遣社員での借り入れは一癖あり?