専業主婦でも銀行系カードローン契約できますか?困ってます

毎月給料日前になると憂鬱です。旦那の給料はお世辞にも良い方とは言えないんです。でも私や子ども二人のためにものすごく頑張ってくれていて、給料日前に食卓が寂しくなると「ごめんな」って言うんです……。本当はもっと良い給料の会社に転職して欲しいけど、なかなか上手くいかないでしょうし、それに頑張ってくれている旦那にきついこと言えません。

私も働きに出たいんですけど、田舎だし、車も旦那が通勤に使うので、近場でしか仕事が探せません。その近場も職場がほとんどなくて、たまに募集があっても子どもがいない人や、子育てが終わった人が優先されて、私のように3歳と2歳の子どもがいる専業主婦を雇ってくれるところがないんです。実家も遠くて、子どもを預けて働きに出ることも難しいです。

今考えているのがカードローンです。いつも借りるのではなく、本当に困った時や冠婚葬祭など緊急の時だけに使う予定です。でも旦那はそういうものを嫌がるし、内緒で私が契約するしかありません。でも専業主婦だと収入がないから、家計から返済できるとしても契約は難しいですよね…?もうどうしたらいいのか分かりません。何かいい案があったら教えて下さい。カードローン以外のことでもいいです…!
(⇒専業主婦向けの融資豆知識

専業主婦なら旦那さんの収入が返済能力の目安!審査可能!

景気は上向きになっていると言われていますが、それはどこの話なんだい?と聞きたくなってしまう世の中ですよね。一般家庭が景気アップを実感できるのはまだまだ先なのかもしれません。それまでは給料日前の憂鬱も続いてしまいそうです。我が家も本当に憂鬱な時期です……。みんな一緒なんですね。うちは容赦なく「残業増やしてよ」と言われます……。

小さなお子さんがいると働きに出るのも一苦労になりますよね。それも小さな子がお二人となっては尚更です。もう少しお子さんが大きくなるまで、家計の補助としてカードローンを利用するのもやむを得ない選択でしょう。と言いますか、案外お若いご家庭では多いようですよ。よく同じようなご相談を頂きます。やはりみなさん、旦那さんに「もっと働け」と言えない良妻さんばかりです。

専業主婦だから審査に通らないかもしれない、旦那さんに内緒にしたい、ということですが、こういったご質問は実に多いです。同時に、やはりお金のことはあまり知られていないものなのだな、といつも思います。ご気分を悪くなさるかもしれませんが、そのふたつのお悩みは解決が大変容易なのです。

専業主婦の場合、収入がないので返済能力がないと自己判断してしまいがちです。しかし家計を預かっている人がほとんどですよね?それでしたら旦那さんの収入を返済能力の証明として申し込むことができます。要は申込書の収入欄に旦那さんの年収を書けばいいのです。ご主人に連絡が行くこともありません。あくまで「世帯としてこれくらいの収入がある」という情報を提供すればいいのです。(参考ページはこちら→仕事をしてなくても返済能力さえあればOK?

旦那さんにバレたくないというご心配も、おそらく在籍確認(本人確認)の電話がご本人ではなく旦那さんの会社にかかってしまうのではないか?と懸念されているのだと思われます。しかしそういった電話は「申し込み者本人」にしかかかってこないのです。つまりあなたのご自宅にしかかかってこない、ということになります。どうしても電話が嫌なら他の方法で確認をしてくれる金融機関もありますよ。

今はカードローンの利用者も様々なニーズを求めています。金融機関側はニーズに応えられるよう、融通を効かせてくれることがほとんどです。安心して申し込んで下さいね。

【参考ページ】
融資審査通過は案外なんとかなるもの?

専業主婦に朗報です。銀行系カードローンなら借りられます

専業主婦でもカードローンを組むことができる。そんな広告を目にしたことがあるでしょう。しかも、何度も目にしますよね。これは、本当なのでしょうか。実際には、来店した専業主婦をつかまえて、「やっぱり融資はできませんでした。でも、こちらのほうならば融資してもらえる可能性がありますよ」などと言って、怪しい闇金を紹介してくるだけではないでしょうか。

専業主婦でもカードローンを組むことができる。これは、本当でもあり、嘘でもあります。いや、実際には、嘘ではありません。厳密に広告を見て下さい。専業主婦でも大丈夫というところは、銀行系カードローンばかりです。消費者金融系カードローンは、そのような文句は謳っていません。消費者金融系は「パート主婦なら大丈夫」という宣伝です。

つまり、銀行系カードローンと消費者金融系カードローンは、違うということなのです。何が違うのでしょうか。

そもそも、同じ金融機関であり、融資を本業とする銀行と消費者金融ですが、管轄する法律が異なるのです。消費者金融は、貸金業規制法という法律のもとで運営されており、銀行は、銀行法という法律のもとで運営されています。貸金業規制法には、総量規制という項目があります。貸金の額が、本人の年収の3分の1を超えてはならない、といったものです。銀行法には、そのような項目はありません。もしあったら大変です。誰も住宅ローンなどは借りられなくなるでしょう。

この総量規制があるため、収入のない主婦は、消費者金融系カードローンを契約することができないのです。3分の1という以前に、分母がゼロだからです。しかし、銀行系カードローンならば、年収の縛りがないためカードローンを組むことができるのです。

ただし、法律上はそうであったとしても、返済能力のない人に融資をする銀行はありません。ご主人の収入などは、やはりチェックされることが大半です。専業主婦がカードローンを組む場合は、ご主人としっかり相談するか、またはご主人名義で契約するのが現実的な方法でしょう。