カードローンで審査が緩い所は?ブラックだけど借りたい

友達とか家族とか、先輩に相談すると説教されそうなんでここで質問します。自分は前からだらしない性格で、直さなきゃ直さなきゃって思ってたんですけど上手くできなくて、それでちょっと、仕事とか、あんまり上手くいかなかった時もあって、お金を借りたりしてました。最初は友達に借りてたんですけど、そのうち借りにくくなって、それで銀行系のキャッシング枠使ったりしてました。

でも仕事が本当に上手くいかなくて、自分の考え方っていうか、生活も変えられなかったので、給料で返せる範囲を超えちゃって、結局家にバレてしまったんです。その時は親が立て替えてくれて助かったんですけど、すごい怒られたし、自分も謝り通しました。本当に情けないことしたと思ってます。もちろん銀行の方はブラックです。ブラックになる前に相談しろってこれも親に怒られました。10年くらい前の話です。(参考ページはこちら→何故融資利用でブラックリストになる?

今は仕事も変わって、金に関してはきっちりするようになってます。でも来月、どうしてもまとまった金が必要で…親友が結婚するんです。自分が苦しかった時に一番助けてくれた親友で、情けないことした自分を今も親友だって言ってくれてます。お祝いしたいんですが給料日が遠くて、今回だけでもカードローンを使いたいんです。ブラックでも契約できる所ってありませんか?審査が緩いところと言いますか…。

ブラックで新規契約は厳しい…けど、年数によっては大丈夫!

あらら、銀行系でブラックとは……やっちゃいましたね。消費者金融系ではたまにあるのですが(あまり褒められることでもありませんが)銀行系では中々珍しいです。仕事がうまくいかなかったりするとどうしてもお金が足りなくて、返済が後回しになってしまうこともありますから、仕方ないと言えば仕方ないのかもしれませんが。

ご両親が立て替えてくれたということは、もう返済すべきお金が残っていないということですね。それは不幸中の幸いと言えます。中にはおまとめローンなどで助かったとしても、その返済を長く続けることになる人もいますからね。金融機関への返済の苦労が消えた分、後始末をして下さるご両親がいて良かったです。

今回だけでもカードローンを使いたい、ということですが、一度契約すれば長く使えるのがカードローンの利点です。先々の突発的な出費に備える意味でも、そろそろ一枚持っておきたいところですよね。もし使い過ぎが心配ならご両親に預かってもらっても良いかもしれませんし。何にせよ、今回の目的に加えて保険をかけておくという意味を持たせても良いでしょう。

ご相談の内容によると、ブラックになってしまったのは10年くらい前とのこと。正確に教えて頂けるのが一番助かるのですが、まあ、10年くらい前、という表現であれば「だいぶ昔」という意味で理解しましょう。なぜ正確に教えて頂きたかったかと言うと、ブラックであるか否かと言うのは、その年数に大いに関係があるからなんです。

あまり知らない人もいるようなのですが、実はブラックの記録というものは、長くても10年程度しか残らないものなのです。信用情報機関に登録され、金融機関が参照できるようになっていますが、情報の保管は年数が決まっています。ブラックの記録なら先にも言ったようにおよそ10年です。もちろん、ブラックになってしまった銀行側にはずっと記録が残っているはずですが、他の金融機関には分からないようになっています。

あなたの今の状況であれば、以前と違う銀行、もしくは消費者金融でカードローン契約ができる可能性が高いと思われます。一度申し込んでみてはいかがでしょうか。

ブラックでも緩い審査のカードローン会社なら大丈夫?

ブラックリストに掲載されて金融機関からお金の借り入れができないと悩んでいる方多いと思います。最近では審査の緩いカードローン会社もあるのでブラックリストに掲載されている方でも審査にパスできるのではと考えている方もおられるでしょうが、現実は違います。ブラックになった方が金融機関から借入を期待しても無理なのです。(参考ページはこちら→どうしても審査に通らない状態はある

キャッシングやカードローン会社はお金の貸し借りをして利益を得ているわけですが、返済能力のない方をお客様には選びません。ましてや過去に金融事故を起こした人にお金を貸すと返済されないリスクが高いです。ただブラックリストに掲載されていた方でも良い情報はあります。実は信用情報というのは5年で消去されると言われています。つまりあなたが残債を完済してから5年経てば綺麗さっぱりブラックリストに載ることはないのです。

ただ5年の月日を待たなければいけません。これは仕方ないと諦めて待つしかないのです。あと完済せずに返済をしないでいると、キャッシングやカードローン会社から支払請求の訴訟を起こされる可能性があります。こうなると時効が5年だったのが10年に延長されてしまいます。他にも裁判所の支払い命令なども時効は延長されてしまいます。つまり残債は必ず返済しなければなりません。もうどうにもならない場合には自己破産をするしかありません。

こうならないためにも、キャッシングやカードローン会社を利用するときには計画的に行動すべきです。借りたお金の利用目的をちゃんと決めて無駄なことに使わないようにしましょう。必要のないものを借入金で使ってしまうと確実に返済が滞ってしまいます。毎月の返済額はいくらまでなら大丈夫なのか。収入と支出のバランスを考えながらしっかりとした返済計画書を作成しましょう。金融事故を起こして金融機関からお金の借入ができなくなると悲しいものです。賢く金融機関を活用するために、お金の管理はきっちり行いましょう。