すぐにお金を借りなければいけなくなったとき、複数のカードローン会社に同時に申込みをするのって大丈夫ですか？何でも「申込みブラック」というのがあると聞いているので、申し込みは1社か2社が良いというのは解るんですけど、落とされちゃったら元も子もないですよね？なので、同じ日に一気に申込みすれば、申込みブラックとなる前に借入れができるんじゃないかと思っているんですけど、何か見落としていることはあるでしょうか。
（⇒申し込みブラックにならずに借り入れるには）
確かに、必要なときに申し込んで借りれなかったら意味がないですよね。そのために何社かへ同じ日に申し込むという考えも解ります。しかし、同日に複数社、それも4社とか5社とかへ申し込んだら、仮に審査を通過しても後々影響を与えることにもなりかねません。
カードローンの審査は、申込み時だけ行なわれるものではありません。定期的（消費者金融など貸金業者の場合は長くても3ヶ月に一度のスパン）に貸し過ぎていないか、他社との間にトラブルを起こしていないかなどのチェックを入れます。
つまり、そこで「3ヶ月前に一気に申込みしてたな…大丈夫か？」となるわけです。その間に1～2回の返済があったでしょうが、それだけで貸し手が安心してくれるとは限りません。借り逃げ目的ではないか？とふしんに思われて限度額減額（または停止）になることもあるんです。借りた側としては、「急に使えなくなった」と感じるかもしれませんが、定期的な見直しで融資は危険と判断されることは珍しくないんですよ。
キャッシングやカードローンというのは、あらかじめ利用限度額を業者が定めた上で、その範囲内で自由に追加借入や繰り上げ返済ができるというシステムになっています。ただし、借入残高に応じて毎月の約定返済額は決められており、これを履行できないときには追加借入などができなくなることもあります。
また、急いで現金が必要なときに、一社だけの申し込み手続きでは融資が受けられなくなる可能性がありますので、どこでも借入ができそうなところに申込んでおいて、審査に通ったところの中で有利な条件のところから借入をしようと考える人もいます。このように、まとまったお金が必要な人や急いで現金が必要な人は、複数カードローン審査を同時に受けることがあります。
確かに、今ではほとんどの金融機関で申し込み手続きがオンラインや電話、ファックスなどでできるようになりましたので、わざわざ外出しなくても気軽に手続きができ、短時間で複数の業者への申し込みは可能となっています。しかし、金融機関では業種に関係なく共有している信用情報というデータベースがあり、複数の申し込みをしていることもこちらに書き込まれるシステムになっています。
そのため、審査の段階で信用情報を調査したとき、あまりに短期間でたくさんの業者に申し込みをしている人は、金銭的に何らかのトラブルを起こしかねないとして申し込みブラックの扱いになってしまいます。一度申し込みブラックになると、半年程度はその記載が信用情報に残されてしまいますので、結果的に融資が受けられず、遠回りになりかねません。
したがって、確実性を求めたいときには事前に口コミサイトや比較サイトなどを閲覧して、審査に通りやすい業者を選んでおいた方が良いでしょう。利用者のレビューを見ると、どのような職種や年収で融資が受けられたのかなどの具体的な情報が見られますので、自分に当てはめて通りそうなところを選ぶことができます。
（⇒好都合な金融業者を探してみよう）