カードローンの審査で決まる借入限度額の目安はどこにあるの?

カードローンの口コミなどを見ていると、希望額=限度額にならないことが結構あるみたいですね。審査の結果で収入の割には高望みし過ぎとして減額されるのはわかるんですけど、そのほかの理由でカードローンの借入限度額が希望と異なることってあるんでしょうか?申し込むときに何かしらの目安があると、審査も安心して受けられるし、希望額を借りれるかも見当がついて便利だと思うんですけど、どうでしょうか?

収入基準の会社もあるし、少額スタートが方針の会社もあります

収入額に比べて希望額が多すぎるような場合が別として、通常の申込みでの限度額設定については、カードローン取扱い各社で対応というか、方針が異なっていることがうかがえます。それは、最初から収入に合わせた額まで限度を設けるケースと、最初は収入に関係なく少額融資を基本として限度額を設けるケースです。(参考ページはこちら→融資を受けるなら審査も受けないといけません

消費者金融などの貸金業者には「法律で年収の3分の1まで」という制限がありますから、年収300万円の人は100万円が限度額の上限になるような数字がはっきり見えるわけですが、銀行の場合はその規制の対象外なため、はっきりした上限は判らないんです。

大手銀行のVIPローン、つまり勤続年数も勤務形態も収入も限定された「一昔前の厳しい申込み条件」のカードローンを見てみると、年収に対して設定できる限度額は最高で50%程度になっています。そこから考えれば、銀行の最大限度額は年収の半分以下、勤務形態などによってはさらに下がっていくと想定することができます。
(⇒選んだ金融業者でこんなに違う?

また、よほどの年収でもない限り、最初の上限は50万円までといったような上限設定をしている消費者金融もあります。こちらは取引き状況を見極めつつ、限度額を引き上げていく慎重な融資をしているパターンでしょう。優良な顧客には限度額を上げるが、そうでない場合は少額の段階で借入れ停止などの措置が取れて、回収不能などの被害を最小限に抑えることができる方法ですね。

カードローン借入限度額の目安ってどうすれば分かるの?

カードローンの融資の申し込みをすると、はじめにあなたの審査が行われます。あなたの属性や勤務状況、そして過去の借り入れ履歴がどうなのかなど総合的に判断されてあなたの融資限度額が決定していきます。カードローン借入限度額の目安ですが、はじめて融資の申込をした時には50万円以下と金額は小さいものです。その後、少しずつ借り入れ限度枠の増額を申請していくことになります。

イメージとしては、30万、50万、100万、200万といった具合に融資の増額をしておくわけです。ただし、借入限度額の拡大申請は短時間では審査にパスすることはできません。これはキャッシングやカードローン会社によって異なりますが、最低でも半年から1年位は返済実績を作っておかないと増額融資の審査にはパスできないでしょう。

お金の貸し借りは信頼関係がないと成立しません。キャッシングやカードローン会社とあなたとの信頼関係を築いてはじめて増額申請ができるのだと認識しましょう。金融会社によっては、信頼関係ができてくるとある時期になると増額案内のお知らせが届くようになります。この増額案内のお知らせがくれば、かなりの確率で増額申請をしても審査にパスできるはずです。(参考ページはこちら→融資増額を成功させるコツ

キャッシングやカードローン会社を活用していると、あなただけの会員ページがあると思いますが、ここの会員ページの中に借り入れ限度枠とあなたが増額融資対象者なのかどうかが分かる仕組みになっていますので、気になる方はチェックしてみるとよいでしょう。

ただ、この増額申請は審査にパスできる自信がない方は申込をしないことをお勧めします。といいますのも、金融会社によっては増額融資の審査に通過できなかった方は、一時的に融資の停止や借入限度枠の縮小をされたりします。そうなってしまうと大変ですね。なので増額融資は、カードローン会社とあなたとの信頼関係がしっかり構築されてから行なうようにすることをお勧めします。