もっとお金が借りたい!カードローンの限度額って変更出来る?

35歳の会社員です。妻と子供が一人。一応幸せな生活と言って良いと思います。ノブヒコと言う名前を覚えておいてください。

実は、妻にも秘密でお金を借りています。実は愛人がいるのです。新入社員のA子と、イケナイ関係になってしまいました。妻に特に不満は無いのですが、若い愛人はやはり、長い付き合いの妻とは違う魅力があるのは事実です。

A子は時々、お小遣いをねだってきます。新入社員の彼女には、うちの会社の安い給料では、月々不満だそうです。ついつい、彼女の言いなりになってしまい、秘かに貯めていたお金も、底を尽き、キャッシングに手を出してしまいました。

何とか、ボーナスの時などで、返済も大丈夫だったのですが、先日、子供が習い事をしたいと言ってきて、妻からもお金を要求されました。どうやら、私がお金を貯めているのを妻は知っていた様です。流石に、その貯めたお金はもうほとんど無い事は知らない様ですが。

「お金、持ってるんでしょ?あの子の為に出してよ」

と、妻にも言われ、ほとほと困っています。そろそろ、愛人との関係も終わりにしようとも思っています。金の切れ目が縁の切れ目、とは、本当に良く言った物ですね。

それでも、妻に渡すお金を用意しなくてはならないので、キャッシングの額を上げたいと考えています。限度額と言うのは、変更する事が出来るのでしょうか?(参考ページはこちら→限度額を増やせる仕組みについて

限度額は特に延滞などが無ければ、変更は可能です

ノブヒコさん、ご質問ありがとうございます。愛人とは別れた方が良さそうですね。しかし、おモテになるんですねえ。これからは、奥様を大事にしてくださいね。

さて、お金が必要になって、限度額をあげたいと言う事ですが。結論から先に言うと、限度額の変更は可能です。但し、誰にでも可能、と言う訳ではありません。いくつかの条件を満たしている場合にのみ、変更が可能です。

まず、今ノブヒコさんがお使いになっている、カードローンの商品自体が、限度額の変更を可能にしているか否かが、まず大前提になります。これは、商品によって違うので、ご自分が利用しているところで聞いてみてください。

更に、ノブヒコさんがちゃんとした債務者かどうかが、何より重要です。

返済の延滞が発生してしまった場合、限度額の変更は出来ません。ノブヒコさんのご質問を見ると、返済は問題なくされている様なので、恐らく大丈夫だと思います。(参考ページはこちら→融資の延滞はあらゆる面で不利に

後は、借りたい金額が、年収の3分の1以下であるかどうか、と言うのが法律で決められていますので、それを越えていないかも、チェックしてみてください。

何とか、今の状況が打破出来て、改めて幸せな家庭を築けます様に。

カードローン限度額変更を上手に行うためのコツ

カードローンの限度額は、申し込みの審査時にその人の経済状態や返済能力などを参考に決められます。特に初めてカードローンを利用する人はそれまでの返済履歴がなく、金融業者側にとっても信用性を計る基準となるものがありません。そのため、まずは低い限度額を設定し、返済状況を見ながら信用性を確かめていくという方法がとられます。

貸金業法の改正など、法律によってカードローンの利用規制が厳しくなるまでは、金融業者も利用者に対して積極的に限度額の変更を持ちかけていました。しかし返済に関するトラブルが多発し、国によって貸金業法が改正されたため、現在は限度額の変更を金融業者側が勧めてくることはほとんどなくなっています。

つまり、待っているだけでは限度額の変更が行われることはないと言えるわけです。そのため、借りられる金額を増やしたい場合は自分から申し込まなければなりません。ただし、申し込みが受け入れられるには、まず自分の返済能力が確かであることを示すことが重要なポイントになります。(参考ページはこちら→審査で大切な事は変わらない?

カードローン限度額変更をいずれしたいと考えているのであれば、とにかく返済はその都度きっちり行うようにしましょう。限度額変更の審査基準となるのは、何と言ってもこれまでの返済履歴です。返済の遅延が何度もあるようでは、当然ながらそれだけ信用性も下がってしまいます。遅延をしたことがないという人の方が、確実に限度額変更が受け入れられやすくなります。

また、もう一つ注意すべき点は、総量規制に関する問題です。総量規制とは年収の3分の1以上の借り入れができないというルールで、これは消費者金融の借り入れに対して適用されるものです。つまり、消費者金融の限度額変更には必ず上限があるということになります。消費者金融を利用している場合は、まず総量規制の金額を計算してみましょう。どうしてもそれ以上のお金を借りたいのであれば、総量規制が適用されない銀行のカードローンをご利用になることがおすすめです。