ブラックの人が借りれるカードローンって本当にあるの?

唐突な話なんですけど、ブラックの人が借りれるカードローンって本当にあるのでしょうか?友人がカードローンを使い過ぎ、ブラックになってしまったそうです。でも「ブラックでも借りれる所があるんだって」と言っていました。私は「そんなわけないだろう」と笑って話を終わらせてしまったんですけど・・・。本当にあるわけないですよね?あるとしたら絶対に利用を止めたいんですが・・・どうすればいいですか?
(⇒ブラックOKなのは嘘か真か

ブラックの人が利用できるカードローンはありません

質問者さんのご友人がカードローンのブラックになってしまったということですが、残念ながらブラックの人が利用できるカードローンはありません。この件に関しては、ご友人ではなく質問者さんの考え方が正しいのです。しかし、現に「ブラックでも借りれる所がある」とおっしゃっているのが気になりますね。消費者金融でも銀行でも、ブラックリストに載っている人が簡単にお金を借りられるサービスはありません。それでも利用できるとなると、違法なキャッシング会社を利用している恐れが考えられます。

一般的なキャッシング会社ではブラックの人にお金を貸すことはありませんが、違法なヤミ金融や悪徳キャッシング会社などではブラックであるにもかかわらず簡単にお金を貸してしまうのです。むしろそのような場所があるから、ブラックの人でも借り入れができるなどという考え方が生まれてしまうのですが、このようなキャッシング会社は絶対に利用するべきものではありません。

キャッシング会社自体が違法ですし、借り入れをすることでますます負担は大きくなります。さらには大きなトラブルに巻き込まれてしまう恐れも出てきますから、もしご友人が利用しているなら即刻止めるべきです。まだ利用していないのであれば、絶対に利用しないよう注意を呼びかけてください。ヤミ金融などに手を出しても何も良いことはありません。今よりもさらに悪い状況に陥るだけですので、これ以上ご友人が悪循環に陥らないよう手助けをしてあげましょう。

もちろん手助けというのは、ご友人にお金を貸してあげるなどそのようなサポートではありませんよ。質問者さんのご友人はお金を借りるということの重要さが理解しきれていないことが考えられますので、まずは根本的な考え方から変えていかなければならないかもしれませんね。とにかく一般的なキャッシング会社ではブラックの人が利用できるカードローンなどはありませんから、今ご友人がどのような状況にあるのかしっかり相談に乗ってあげてくださいね。

ブラックでも借りれるカードローンの特徴とは

カードローンの利用条件は、業者が指定した範囲内の年齢であること、継続して安定した収入があること、何らかの仕事についていることなどとなっています。これらの条件を満たしていれば、比較的簡単に融資を受けることができますので利用者は非常に多いですが、条件を満たしていてもかなりの確率で融資を断られる人もいます。(参考ページはこちら→何故融資審査には落ちてしまうのか

審査に通りやすいといわれているような業者からも断られるケースというのはいくつか理由が考えられますが、その中でも有力なのがブラックになっている人です。ブラックというのは、長期間の支払いの滞納や破産、個人再生などの債務整理をした人のことで、金融機関が共有して閲覧しているデータベースにそれらの内容が記載されることから、全ての業者がその人の経歴を知ることができます。支払いを滞納したり、債務整理をした人というのは業者にとってはあまり信頼できない人物ということになりますので、これらの情報が抹消されるまではなかなか借り入れができないでしょう。
(⇒ブラックリストによる問題点

信用情報に記載された内容は、それぞれに保存期間が決められています。しかし、ブラックになるような情報は比較的長期間の保存になっており、5~7年程度融資を受けられないというケースもありますので要注意です。債務整理をするときには、その後数年間は家電の買い替えなどの高額な支出も現金払いにするか、家族の名義で借り入れをしなければなりません。

現在まだ信用情報に履歴が残っている状態であっても借金をする必要があるという人の場合は、ブラックでも借りれる業者を探すのが先決です。数はそれほど多くはありませんが、中小規模の消費者金融の中には、信用情報に記載されているのを承知の上で融資をしてくれるところもあります。ただし、金利は高めになっていますし、借入れができる金額も少額になりがちです。また、中には違法業者が含まれていることもありますので、融資を受ける前に口コミなどをチェックしましょう。
(⇒自分でも大丈夫な金融会社を探す