今まで消費者金融系のカードローンを使っていました。でも会社の先輩に、消費者金融系のカードローンも便利だけど、銀行系のカードローンも便利だよと言われました。消費者金融系の方だと総量規制なんかもあるし、銀行系のカードを作ってみるのもいいかな？と思い始めてます。でも他の先輩が、銀行系のカードローン審査は通過が難しいんだよと教えてくれました。
消費者金融系の方では結構早く審査が終わった覚えがあります。申し込んだら次の日にはメールで審査通過のお知らせをもらいました。面倒な書類提出も全然なかったし、免許の写メをメール添付で送っただけです。でも銀行は違うんですか？…なんか、銀行ってだけですっごくお堅いカンジがするし、やっぱり面倒なのかな。（参考ページはこちら→金融業者によってもそんなに違う？）
通過って色々条件があるじゃないですか。でも一般の人ってそれがよく分かんないですよね。調べてみてもあんまり出てこないし、審査に落ちたらショックだし、まだ何となく申し込むのを迷ってます。銀行系のカードローン審査ってどんな条件なんですか？通過するにはどういう条件をクリアしてればいいんですか？分からなくて困ってます。
消費者金融系と銀行系って、どうしても比較しちゃいますよね。どちらも良いところがあるので、どちらが絶対おススメだよ！と言うのが難しいくらいです。特に今はサービス内容が多様化しているので、自分に合ったカードローンを見つけるのも大変かもしれません。でもそういう時に選ぶ条件として「審査について」という項目を挙げる人が大変多いのも現実です。忙しい現代、やはりどれくらい時間がかかるか気になっちゃうんでしょうね。
消費者金融系のほとんどは、確かに審査が早いです。今はWEBでの申し込みもできますので、身分証明に関しても、ご経験の通りに写メで送ればOKとなっているところもあります。銀行ではあまり見ない審査方法です（一部ではこれでOKな銀行系もあります）。消費者金融系で審査が早いのは、担保を必要としない業務形態であることが挙げられます。銀行と違って担保の審査がないから早いという部分が利点です。
（⇒審査が早いって事は甘い？）
銀行系になると、担保の問題もありますが、担保を必要としない案件に関しても審査に時間がかかります。これが銀行系をためらってしまう人に共通する理由であることが多いです。銀行は消費者金融に比べて金利が低く、消費者金融に比べてカードローンの収益が低いため、確実に良い取り引きができるかどうか、時間をかけてじっくり審査するという一面があるからです。
しかし審査の内容としては消費者金融と変わらない項目を見ています。計画的に返済ができる程度の収入は確保されている人なのだろうか？過去に他の金融機関、あるいは自行で何か返済に関する事故を起こしていないだろうか？極端に短期間に数社に同時申し込みをしていないのだろうか？という点です。
もちろん銀行によって多少の違いはあり、他にも審査ポイントが加味されている場合はありますが、基本的にはこの辺りが審査されることになります。意外かもしれませんが、本当に消費者金融と変わらない内容なのです。時間をかけて審査したり、銀行独特の雰囲気のためにお堅いと思われることが多いのですが、内容としては特に秘密ということでもない模様です。
消費者金融ですと貸金業法による総量規制がありますが、銀行に貸金業法は適用されないので、総量規制に悩む人には銀行系がいいかもしれません。将来的に総量規制にかかるかも……という場合は先に銀行系を作っておくのも賢い手段かもしれませんよ。
銀行のカードローンを消費者金融のキャッシングと単純に比較すると、審査はカードローンのほうが厳しい傾向があります。ですから銀行の審査に落ちた人でも、消費者金融の審査に通ることは幾らでもあるのです。しかし、消費者金融の審査には落ちたけど銀行の審査には何とか通ったというケースとなると、通常はあり得ないことと考えられます。（参考ページはこちら→銀行と消費者金融の比較について）
その審査というものは、申し込み者の属性で決まると考えて差し支えありません。つまり属性が高ければ審査に通りますが、低いと落ちてしまうということです。そしてその属性とは、具体的に言うと年齢や年収、勤務先の会社の規模と勤続年数、自宅は持ち家か賃貸か、他社からの借り入れ金額や過去の金融事故の有無など、その人の信用力や経済力に関する事柄のことです。
ですから属性さえ十分に高ければ、基本的にはどんな人でもカードローン審査は通過できるのです。ただ、一口に銀行カードローンと言っても様々な種類がありますので、審査が比較的易しいカードローンもあれば厳しいものもあります。ですから審査に通る属性の高さというものも、どのくらいの高さが必要になるのかは一概には言えません。それはローンカードの種類にもよるのです。（参考ページはこちら→融資審査に通る為の基準はそれぞれ異なります）
しかし、いずれにしても、属性が高ければ高いほどカードローン審査に有利になることは間違いありません。それゆえ、日頃から属性アップに努めることには意義はあると言えます。それに属性の高さというものは、何もカードローン審査だけに必要とされることではありません。属性が高い人というのは、要するに社会的ステイタスの高い人ですので、一般社会においても経済力があって信頼できる人だと評価してもらえるのです。
たとえば金融事故を起こさず、家賃や公共料金などを滞納せず、できるだけ一つの会社で真面目に長く働き続けるように努力するだけでも、「しっかりと地に足がついた人だ」と周囲から信頼されるようになります。そうした信頼というものは、自分の人生にとって必ずプラスになります。