あんまり身近な人に相談すると怒られるか呆れられるか、それか借金の申し込みかと勘違いされそうなので、ここで質問させて下さい。ぶっちゃけお金に困ってます。返済はどうにかなってて、生活も大丈夫なんですけど、月末になるとどうしても厳しいです。あと、カードローンをしてますけど、総量規制に関係するほど借りてはいません。（参考ページはこちら→総量規制による制限について）
でも限度額のことで困ってます。契約の時に決めた限度額だと足りなくなってきていて…。そんなにカードローンを使うと思っていなかったので、使い過ぎないように低めに設定したのがよくなかったです。今は生活にないと困るものになってるくらいなのに。もっとよく考えて決めればよかったです。限度額を上げればいいのかとも思ったんですけど、ああいうのは自分から言うものではなさそうだし、どうにもなりません。
それで考えたんですけど、他の会社で何枚かカードローンを契約して、限度額に引っかからない程度に使いまわせばいいかなと。これってどうですか。たまに「他社で借り入れをしていると審査に落ちる」という話を聞くので、そういうことがOKな会社があったら知りたいんです。もちろん総量規制などは気を付けます。大手の金融機関じゃなくてもいいので、心当たりがあったら教えて下さい。
確かにこういうことを身近な人に相談すると、心配してお金を貸そうか？とか、あるいは説教コースですね。誰もがカードローンに詳しいわけではないから中々勧めにくいですしね。特に限度額やら総量規制などは全く慣れていない人からすると外国語のような気がするかもしれません。言葉が身近になると結構頭を使うものだったりもしますが。
他社での借り入れの前に、まず限度額を上げる申請をしてみてはいかがでしょう。もしかすると金融機関側から限度額アップのご案内がこないから自分はできないのではないか、と考えていませんか？もし違ったら申し訳ないんですが、案外そういうご質問が多いんです。限度額アップの申請は利用者からすることが一般的ですので、もし問題がなければ申し込んでみるのも良いかもしれませんよ。
一社での限度額アップを狙うよりも他社で新しいカードローンを利用したい、というのであれば、とりあえず申請は置いておきましょう。他社で借り入れをしていると審査に落ちる、という話は、はっきり言えば半ば都市伝説じゃないかなと思ってます。返済能力があって、不自然な申し込みでなければ（年収300万だが限度額を500万にして欲しい、など）絶対に審査に通らない！ということはないはずです。
ただ、他社に申し込みをする前に必ず確認して頂きたいことがあります。現在、いくらの借り入れ額が残っていますか？総量規制に関わらず、限度額にほぼ近い額であったりとか、そういったことはありませんか？それと返済状況はいかがでしょうか。滞納をしたことはありませんか？もしあったとしたらそれは何回で、そして本来の返済日から何日遅れて返しましたか？
審査で重要なポイントとして見られるのはこの点になります。もちろん他にも年収や勤務先への確認もないわけではありませんが、それはどの会社でも同じことですよね。最初の契約時の審査項目にプラスして、カードローン利用者ならではの項目が審査されるということになります。もし過去の返済状況が悪くなかったり、現在の借り入れ額に問題がなさそうなら、申し込んでみても良いでしょう。
ただし借り入れ額はできる限り先に減らしておきましょう。多いと少ないでは心象が大きく変わりますので！
カードローンの申込をしたときに、審査が通らず落ちてしまい、またすぐに次の申込みをするのはあまり良い方法ではありません。実は、申し込みの件数が増えることで確実に審査には不利になります。カードローンに申し込んだときには、会社は申込者の個人情報登録機関のデータを照会して、申込みしたことを登録します。（参考ページはこちら→融資に申し込むタイミングは慎重に決める）
そのため、もし審査が落ちたからといって何件も申し込んでいると、全てその情報が登録されていきます。例えば、数件申し込んで全て落ちてしまい、更に別の会社に申し込んだときに、それまでの申込状況がわかってしまい、明らかに問題があるのではないかと疑われます。
出来れば、一社目が駄目だった場合はしばらくは申し込みを控えておいた方がよいです。申し込んだという情報は、最長でも６ヶ月は残っているので、その期間内には申し込みはやめておいた方がよいといえます。しかし、中にはどうしても融資が必用な方もいます。その場合、複数申込可にするコツがあります。
複数社に申し込む場合は、出来る限り同じ日に行います。違う日にちに申し込んでしまうと、個人信用情報掲載期間も伸びてきてしまい、審査が通りにくくなります。インターネットから申し込める会社が多くなっているので、素早く同じ日に申し込んでおきましょう。また、予め審査が通りやすいところを選んで、そこに絞り込んで申し込むことも重用です。複数でも一ヶ月に、２社以内ぐらいまでにしておいた方がいいでしょう。
他にも、審査の基準を出来る限り満たせるようにしておきます。他社での借入があって少しで完済できる場合は、完済をしておいたり、返済の延滞がある場合も延滞を解消しておく、パートやアルバイトなら正社員として転職するなどです。（参考ページはこちら→安定した仕事なら簡単に借りられます）
申込の際も、仮審査のときと本審査のときの申込内容に不備がないようにしましょう。折角、仮審査に通っても、本審査のときの内容が違っていると本審査で落とされることもあります。また、在籍確認の連絡も必ずつくようにしておく必要があります。