年金生活者が利用できるカードローンの簡単な見分け方は?

年金受給者がカードローンを作ることについて助言をお願いします。母は60歳定年制の会社で準社員として働いていたんですが、4年前に定年で退職してからは私達姉弟の仕送りと貯金の切り崩しで生活していたようなんです。母はお金の話を細かいことまで聞かれるのを嫌うので、「足りないときは相談してね」という程度に止めています。

母は現在64歳なので、カードローンを作るにしても年齢上限が迫っているのでしょうし、65歳で年金受給を始めてから借りれるカードローンなんてあるのでしょうか?もし、あるとすれば、各社のどこを見れば申込みできるかをチェックできますか?

申込み条件欄やよくある質問ページを最初にチェックしましょう

注意すべき点は2つあります。1つは「申込み条件の年齢上限」、もう1つは「年金収入のみで申込みが可能か」。どちらも銀行・消費者金融の取扱いが違いますから、まずはこの2つの条件をクリアしているかからチェックすれば、余計な時間をかけずに済みます。

まずは「年金収入のみでも申し込めるか」からチェックしましょう。たいていは申込み条件とかよくある質問の中にその記載を見つけることができます。ここでダメと書かれていたら、そこはスッパリ諦めて、次へと気持ちを切り替えましょう。その中で申込み可能のものを見つけられたら、次は「年齢上限」をチェックします。

年齢については2つの上限をチェックする必要があります。1つは申込み年齢の上限。これは申込み条件の最初に記載がありますから、一発でセーフとアウトが判別できます。もう1つの上限は、「そのカードがいつまで使えるのか」です。こちらは公式サイト内の「借入れについて」か、「よくある質問」のページを見ると記載されていることが多いので、まずはそこからチェックします。そこで解らなければ商品概要とか利用規約などを眺めることになります。その際には「契約の期間」とか「契約の解除」といったような契約期間に関する部分を集中的にみれば大丈夫です。

64歳は多くのカードローンの申込み上限ギリギリであることが多いです。中には66歳未満とか70歳未満という長寿社会に合わせた条件もありますので、気長に探されてみるといいでしょう。お母様に相談されたのであれば、是非代わりに良いところを探してあげてくださいね。
(⇒融資の気になる年齢制限

年金生活者ができるカードローンってあるの?

年金生活者ができるカードローンってあるのでしょうか?年金生活者でも急なお金が必要になることはあります。同窓会の旅行に誘われたり、ゴルフや飲み会にも参加しなければいけません。そして年金生活者で一番お金がかかるのが医療費ですね。これらを捻出するのは年金受給者ではかなり大変なことなのです。年金生活者ができるカードローンがあるのかの結論を申しますと、年金生活者でもカードローンの融資は受けることができます。ただ、貸金業法や総量規制などの法改正により、収入の3分の1を超える金額の借入は困難になりました。そのために、無職の方や年金受給者がお金を借り入れすることも厳しくなったのが現状です。(参考ページはこちら→無職のうちは融資は諦めるのも大事

しかし、金融会社によっては年金受給者でも安定した収入源であると考えてくれる金融機関もいろいろあります。なので年金受給者はすべての金融機関からの借入は難しいですが一部の金融機関では融資の対象となっています。しかし、パート・アルバイトなどの方々と同じで年金受給者も借入限度額は低く設定されます。正社員などのサラリーマンと比べるとしかたがないのかもしれませんね。

カードローンを新規で申込をすると、はじめに審査があります。あなたの就労状況や属性・信用情報などを総合的に勘案して融資限度枠が決定されていきます。年金受給者の方もやることは同じですね。ただ、いくら年金受給者が融資の対象としている金融機関でも信用情報に問題がある方は、融資は厳しいかもしれません。過去の借り入れ履歴は、金融会社が調べればすぐに分かります。

もし信用情報に不安を抱えておられる方は、まずは電話で相談してみるとよいでしょう。そうすれば次にどのような行動をすればよいのか道筋が見えてきます。残債が残っているなら完済できるように集中して下さい。もしブラックリストに掲載されているのであれば、完済してから5年間は消去されません。なので最低5年間の時間の経過を待つしかないのです。