カードローンのカードって、お金が借りられる魔法のカードなの?

22歳、郵便局で働いている、女子です。ルミって言います。短大を出てから、すぐに働き始めて、楽しい毎日を送っています。周りの人も優しいし、仕事場には不満はありません。

でも、ちょっとまだ、お給料が安いのが悩みなんです。実家から通っているし、全然困ったりはしないんですけど。もうちょっと自由になれるお金があると良いのになー、って思ってます。

せっかく社会人になったのに、短大でバイトしてた時と、あんまりお洋服とか、買える量が変わらないし。

そんな私ですが、先日、職場の飲み会があったんです。先輩と一緒に、会場のお店に行く前にコンビニに寄った時の事でした。先輩がコンビニのATMからお金を出したんです。

「今日は飲むぞー!」

なんて、言ってます。5万ぐらい出したでしょうか。男性の先輩だったんですが、ポンと、お金を引きだせるなんて羨ましいな、って思って、その事を言いました。そしたら、先輩は、

「これはお金を借りたんだよ。カードローンを使ったんだ」

って言いました。え?お金を借りた?コンビニでこんなに簡単にお金って借りられるの?もしかして、カードローンのカードって魔法のカードなんですか?

詳しく知りたいです。

魔法ではありませんが、上手に使えばとても便利なカードです

ルミさん、質問を受け付けました。楽しい職場でなかなか良い社会人としてのスタートを切っている様ですね。このまま、頑張って立派な社会人になってください。

さて、先輩が利用したと言う、カードローンですが。勿論、これに使われているカードは魔法のカードなんかではありません。お金を借りた、と言う事は、お金を返さなくてはいけません。

先輩は、恐らく無利子の金額内でお金を借りたのでしょうね。カードローンの商品によって違いますが、一定の金額までは、利子が全く付かず、その金額をただ返せばよい、と言う便利なサービスがあるのです。

しかし、勿論、まとまったお金を借りようと思ったら、当然の様に利子もつきますし、返さないとその内、お金を借りる事が出来なくなります。(参考ページはこちら→返済に遅れるとカードローンは使えなくなります

借りる時の金額が、自分の返済能力を大きく越えていると、身の破滅を迎える事になります。

ルミさんは、せっかく社会人になったのだから、もっとお洋服とかを買いたいと思っているんですね。

そんな時は、ちょっとだけお金を借りて、お洋服を買ったりするのは悪くないかもしれません。

その先輩に聞くのも良いですが、ネットで自分で調べて、上手にカードローンを使う、ちょっとハイレベルな大人を目指しても良いかもしれませんね。
(⇒どんな金融会社が良いかは調べておこう

魔法のカードを一枚財布に忍ばせておいては?噂のカードローン

どんな人でも、銀行のキャッシュカードは持っていますよね。改めて考えると、キャッシュカードというのは便利なもので、預金の上限までなら、銀行はもちろんコンビニのATMでも、すぐにお金を引き出すことはできます。ただし残高がゼロになれば引き出すことができないので、いつでも引き出せるように、お金を補充しておく必要がありますね。1万円補充したら、1万円引き出すことができます。

ところで、カードローンというものをご存知でしょうか。最近ではインターネットや電車の広告などでも、よく目にするようになりました。カードローンとは、契約の上限額までなら、銀行はもちろんコンビニのATMでも、すぐにお金を引き出すことができます。ただし上限額に達してしまうと引き出すことができないので、いつでも引き出せるように、お金を補充(返済)しておく必要があるのです。1万円補充したら、1万円引き出すことができます。(参考ページはこちら→融資限度額の仕組みについて

あれ?と思いませんでしたか。冒頭のキャッシュカードと、説明がほとんど同じですよね。違う点と言えば、キャッシュカードの場合は残高がなくなったらお金を補充して、カードローンの場合は上限額に達したらお金を補充する点です。
(⇒上限額が足りないという場合はこちら

もちろんローンの名の通り借金の一種ですので、多少の金利は付きます。しかし、それ以外の点においては銀行のキャッシュカードと特に変わりはありません。それどころか、キャッシュカードの場合はお金を自分で作って入金してからのスタートですが、カードローンの場合はお金を自分で作る前にスタートできます。まるで魔法のカードなのです。

しかも、通常のローンとは異なり、お金を引き出していなければ、金利が付くこともありません。利用する必要がなければ、ただ財布に収まっているだけのトランプのようなものです。トランプが、いざという時には、まるでジョーカーのように魔法のカードに変わるのです。

生活をしていると、急にお金で困ることがあります。今だけ凌げれば来月からは大丈夫なのに、といったことを年に何度か経験します。どうにもならない場面で逆転劇を演じるジョーカーを、あなたも財布に一枚忍ばせておいてはいかがでしょうか。