枠内でカードローンをしたつもりが限度額に…なぜ?

限度額10万円のクレジットカードを持っているんですが、この前買い物をしようとしたとき利用限度額なのでこれ以上ご利用できませんって言われました。10万円以下の買い物だったのに変じゃないですか?それとも何か特別な理由でもあるんでしょうか。(参考ページはこちら→融資の限度額事情

利用限度額は、1か月の合計金額になります

利用限度額は、1回の買い物の金額が10万円までではなく、その月における買い物の合計金額が10万円まで、という意味です。従って貴方はその月に色々と買い物をしてしまい、10万円を超えてしまったことが考えられます。

クレジットカードの利用回数が多い方なら利用限度額が少ないという点は死活問題ですね。従って利用限度額を上げたくなるのが当然の流れではないでしょうか。これはそう難しいことではなく、単にクレジットカード会社へ申請するだけです。殆どの場合、インターネットでの受け付けが可能ですのでチェックしてみて下さい。

それでも、この申請が受理されない場合もあります。例えば口座にお金を入れておらず、カードローンの支払いができていなかったり、それらの事例が繰り返されたりすると、支払い能力が無いとみなされて受理されない可能性が高まります。逆に支払いがしっかりできていたり、登録期間が長い、年収が良いなどの要素も考慮されて、自動的に利用限度額が大きくなるケースもあります。(参考ページはこちら→借入額の増額は難しくない?

このままでは不便でしょうから、まずは利用限度額を増やす申請から始めてみるのはいかがでしょうか。以外とすんなり受理されるかもしれませんよ。そうなったら、今までよりも快適に買い物ができるはずです。とはいえ、返済プランもしっかり意識しておいて下さいね。

カードローン。限度額の枠内なら、いくらでも何度でも借りられる

大学生は、大学生なりに出費があるものです。学費や最低限の生活は親から保証されているものの、友達との旅行や飲み会、趣味などにおいては、アルバイトをして自分でお金を稼いでいるのが通常です。

しかし、アルバイトをするにも限界があります。大学をサボってバイトに熱中するわけにもいきません。就職活動もあります。大学生は忙しいのです。その忙しい中で、例えば、突然、田舎の友人が訪ねてくることになると、やはり一緒に遊びに行ったり、食事をしたりしなければなりません。お金がかかります。あるいは、来月、彼女の誕生日だったりすると、プレゼントも買わなければなりません。あまり安いものだと、彼女もひいてしまいます。それなりの値段のものを、食事をしながらでもプレゼントするのです。お金がかかります。

こうしたイレギュラーな出費が度重なると、生活がとても苦しくなります。月に1回程度なら良いのですが、2回3回と来ると、もはや何か大事なものを諦めるしかありません。

そのような大学生に便利なのが、カードローンです。カードローンを通常のローン、すなわち借金と同じようなものと考えている人もいるようですが、まったく違います。通常のローンは、借り入れ金額が決まると、必ず全額融資を受けます。その後、金利とともに返済をしていきます。決まった金額以上のものを借り入れることはできません。必要であれば、さらに追加して契約を結び直す必要があります。

カードローンは、借り入れの限度額というものを設定する契約です。その限度額の枠内であれば、いくら借りても、何度借りても問題ありません。例えば、30万円の限度額を設定したとします。あるときお金が必要になったので、コンビニATMで10万円だけ引き出したとします。この時点から、10万円に対する金利とともに返済の義務が生じます。返済途中で、さらにお金が必要になった場合でも、トータルで30万円の枠内であれば、何度でも借り入れができます。(参考ページはこちら→カードローンはATMから気軽にいつでも使えます

銀行預金に似たイメージですね。いざという時のために、大学生に限らずカードローンは契約しておいたほうが無難です。何より、引き出しをしない限り、金利がかかることもありませんので。そこが通常の借金と大きく異なる点です。

【参考ページ】
学生での融資利用における注意