銀行カードローンの審査に落ちると次はいつ申込めばいいですか?

銀行カードローンに増額申請をしてみましたが、審査に落ちる結果となりました。そこで、今の銀行カードローンにこだわらずに借り入れ先を増やせばいいと思って新たに他の銀行カードローンへ申し込みをしました。

しかし、そこも審査に落ちてしまいました。もう一社くらいなら受けても大丈夫だろうと思って次の日にはまた違う銀行カードローンに申し込みをしました。けれどそこも審査に落ちる結果となってしまって、これだけ申し込みをしたら申込みブラックで受け付けてもらえなくなりますか?次はいつ申込めば審査してもらえますか?
(⇒金融会社はあれこれ選ぶよりも絞るべき?

カードローンの申込みブラックは存在しません

短期間に複数のカードローンに申し込んで審査に通らなかったら申込みブラックになったかも…と思っている人もいますが、実は申込みブラックは存在しません。

個人信用情報機関に短期間に複数のカードローンに申し込んでいる履歴があれば確かに審査する側も慎重になるかもしれませんが、基本的には審査の結果、金融機関の借入基準をクリアしていれば審査には通ります。つまり、審査に通らないというコトは原因があるのです。

例えば、既に複数社から借りていてそれなりの限度額が設定されている人や、どこかで原因があって審査に落ちたのに他社なら受かるかもしれないと思って複数社に申し込んで結局はどこの金融機関でも審査基準には満たさなかったというコトがあります。

カードローンに申込みをしたらいつでも審査は受け付けています。そのためいつ申し込みをしてもいいのですが、まずは属性を見直さない限りは審査に通ることはありません。それには半年程度の期間を空けて勤続年数を延ばしたり、居住年数を延ばすなどしましょう。無駄に信用情報機関の申込み履歴の記録を増やすよりは属性を良くする方が審査には通りやすくなりますよ。

銀行カードローンに落ちる理由と、落ちたときの対処法

カードローンは現在、さまざまな事業者によって提供されるサービスとなっています。レイクといったような、古くから存在する大手の金融業者はもちろん、最近では楽天銀行やみずほ銀行といったような銀行もカードローン業界に参入するようになりました。一般的に、こうした銀行が行っているカードローンは「銀行カードローン」と呼ばれていますが、このカードローンは通常の消費者金融系のものよりもはるかに高い人気を持っています。

銀行カードローンは消費者金融のカードローンと比較すると金利が低いことが多く、また経営母体が全国規模で事業を行っている銀行であるということから安心しやすいというようなことが理由です。しかし銀行カードローンは通常の消費者金融系のカードローンと比較すると、審査に落ちてしまったというような人が多いのも事実です。

ではなぜ銀行カードローンに落ちる人が多いのかというと、最大の理由が「審査の基準が厳しい」ということです。銀行が行っているカードローンは一般的に好条件となっていますが、その分、利用を申請する人も非常に多くなっています。利用を申請する人が多いと、どうしても収入が乏しかったり、過去に債務整理を行っているというような返済能力に欠ける人も多くなってしまうため、そうした危険度の高い人を正確に見つけていくためにも、審査は厳しく行われているのです。また希望する人が非常に多いため、より安心しやすい消費者に対して融資を集中させているというのも、理由のひとつであるといわれています。

それでは、銀行カードローンに落ちてしまった人はどうすればいいのかと言うと、最も効果的になる対策方法が「母体が銀行ではないカードローンに審査を依頼する」ということです。先述したレイクに代表される「消費者金融系」のカードローンは、銀行のカードローンよりもかなり古い歴史を持っています。そのため消費者の審査におけるノウハウの蓄積量も多く、リスク評価がより正確に出来るのです。(参考ページはこちら→銀行と消費者金融はこうした時に違います

つまり銀行では「信用に欠ける」と判断されるような人であっても、消費者金融系なら「多少心配はあるが信用できる」というように判断してもらえる可能性があります。もしカードローンに契約することが必要なのであれば、まずは銀行のものに申し込み、次に消費者金融のものに申し込むというようにするのがベストと言えるでしょう。