パートで5年勤務しています。1年くらい前にお金が必要で10万円借入れをしました。月々5000円くらいの返済でようやく半分返し終わったところですが、またお金が必要になりました。今回も10万円の借入れをしたいのですが、パートだとカードローンは何社まで？（参考ページはこちら→パートで借りられる金額はいくらまで？）
あまり借り入れ先を増やすのは良くないと思うのですが、もう一社くらい増やしても問題ないですよね？パートの収入は月に7万円程度で年収にしたら84万円程度になります。既婚ですが旦那さんには内緒で借入れしているので次も内緒で借りるつもりです。旦那さんは家計にノータッチなので全くバレません。なので審査に通れば問題ないのですが、もう一社くらい大丈夫ですよね？
「もう一社くらい増やしても問題ないですよね？」と借入れ先を増やすことに不安になっている位なので、いくつもの消費者金融やカードローンからの借入れはまずいと思っているのでしょう。この感覚は大切ですね。借入れ先を増やしてしまうと返済日が増えてしまったり、返済金額が足りなくなってしまったり、借入れをパートナーに内緒で行うなどの管理もややこしくなってしまうことでしょう。（参考ページはこちら→融資の延滞で気をつける事）
実際には何社まででも借入れしようと思えば借入れは可能なのですよ。何社までしか借りてはいけないといった規定はありませんからね。ただし、申し込む人の信用がどのくらいあるのかが肝心です。人によっては信用がないために一社も借入れできない場合もあれば、お金持ちで収入も多く勤務先も安定している会社だと何社も借入れできるというコトになります。平均を取ると3～4社くらいまでなら借入可能となっています。
けれど、先ほども書きましたが借入れ先を増やすと管理が難しくなります。できるだけ一社に抑えるためにまずは増額を考えてみるなど、借入れ先は少なければ少ないほどいいですよ。
カードローンは現在、非常に便利な金融サービスとして知られています。かつてまでは反社会的、危険な存在として考えられていることもありましたが、昨今では法整備が進みましたから、他の業界と比べてもはるかに安全性の高い業界となったといえるでしょう。正社員でなくとも融資をしてもらうことができるということから非正規労働者、いわゆる「パート」の人も多くが利用するようになっていますが、そうした利用者の中には「同時に利用できるのは何社まで?」というような疑問を抱く人もいます。
この疑問に対する答えとなるのは「何社でも良い」ということです。現在の制度では総量規制、つまり「消費者向けの貸付総額はそれぞれの消費者の年収の三分の一未満とする」という規制しかありません。これは個人が利用するカードローンの金額こそ制限するものの、会社の数までは制限をするものではないのです。よって、制度だけで見れば「何社であろうとも利用してよい」ということになります。
（⇒融資の限度額が制限される法則）
しかしカードローンを利用するという際には必ず「審査」が行われます。ここではさまざまな情報が確認されることとなりますが「他社借り入れ総額」というものも確認される情報のひとつです。この他社借り入れ総額が膨大なものとなっているというような場合であれば、追加で融資をしてしまうと返済ができなくなるかもしれないというリスクを、事業者が考えるようになります。
そのためもしすでに数社を利用しており、借り入れている金額が総量規制にかなり近い水準に来ているというような場合であれば、審査を通過できたとしても限度額は低いレベルにされてしまいますし、場合によっては「他社を利用してください」として断れてしまう可能性もあるでしょう。
また複数の会社から借り入れを行っていくと、消費者個人のなかでも借り入れ総額がイメージしづらくなってしまう恐れもあります。安心安全にカードローンを利用していくのであれば、利用する会社は事前に絞り込んでおいたほうが無難でしょう。