複数のカードローンを持つことは悪いことなんですか？複数契約ができると聞いたので、私は三社で契約をしています。でも、このこと知り合いに話したら、そういう使い方は悪いからやめた方がいいと言われてしまいました。どうして複数のカードローンを使えるのに、悪いことのように言われなければならないのでしょうか？（参考ページはこちら→カードローンの複数利用が倦厭されるワケ）
確かに複数のカードローンを持つことはサービス上認められていることですし、現に質問者さんも複数のキャッシング会社で契約をできているわけなので、決して悪いことでありません。本当に悪いことだとすれば、複数のカードローンを持つことは既に禁止されていますからね。けれども、実際には複数のカードローンを同時に利用できている。なのに、知人からは使い方が悪いと注意される。このようなことにはカードローンを使う上でのトラブルのリスクが関係しています。
複数のカードローンを利用することは一般的に認められていることではありますが、複数のサービスで同時に借り入れをするとトラブルのリスクが高まるため、非常に危険な状況にあるとも言えます。つまり、複数のカードローンを利用すること自体に問題はないのですが、使い方に問題があるとトラブルが起こる危険性が高まるというわけです。質問者さんは３社での借り入れ金額を全て合計すると併せていくら借りているでしょうか？かなり多額となるのではないでしょうか？
その金額を全て返済するのは質問者さん自身なので、きっと知人の方は質問者さんの安全面のことを考えて注意されたのではないかと思います。利用すること自体に問題はなくても、本当に完済できるかどうかは分かりませんよね。それも３社で同時にお金を借りているということですから、利息も３社ごとにかかることになるわけです。
カードローンを使ってみると分かりますが、利息の負担は予想していた以上のものになります。「ちょっとくらい利息が多くても・・・」と思っていたら、とんでもない金額になってしまっていた！というケースも少なくありません。利息に関しては複数のカードローンを使っていない場合にも注意しておかなければならないポイントなのですが、いくつものサービスを同時に利用している時はより注意が必要となります。
今後もトラブルなくカードローンを利用していきたいなら、まずは現在支払うべき返済総額を細かく計算してみてください。それぞれのキャッシング会社に支払う金額を総額として出し、確実に返済できるかどうか考えてみましょう。もし返済が不可能に感じられるような場合は、「おまとめローン」などのサービスを利用して賢く完済する道を選ぶことも一つの方法として覚えておいてくださいね。
カードローンを利用する方は1社に絞っている方が多いですが、複数のカードローンを持つことは可能です。特に借りる額は少なければ少ないほど返す見込みがあるとされ、審査に受かる可能性はアップしますが、基本的には年収の3/1程度だったら複数申し込みでも通ると見て大丈夫です。ただし他の会社で返済を期日までに返せず延滞してしまった場合にはブラックリストに載っている可能性が高く、借りられない可能性が極端に増えます。（参考ページはこちら→ブラックリストで通過するのはそんなに難しい？）
逆に言えばきっちり期日までに返済を行っている方だと、大きな実績として認められ、それまで他の会社からお金を借り入れしたことがない人よりも審査に通りやすくなることもあります。ただし注意点も多くあります。最近のカードローンは従来までのものと比べ、友人からお金を借りる感覚で利用できるような簡単なものが多く、例えばスマートフォンなどの携帯端末から申し込むだけで即日融資というものが可能です。
大変便利になったといえますがこれによりお金を借りている感覚がなくなり、一度でもローンを利用するとこれがクセになってしまう方が多くいます。そういう人は複数業者を利用しないほうがいいです。1社だけのみならず複数の会社にお金を返せなくなると相当厳しい曲面になってしまいます。複数のカードローンを持つことは1社よりもリスクが高いです。（参考ページはこちら→やはり良さげな金融会社に絞るべき？）
1社で借り入れがすむのであればもちろん1社で済ませたほうがいいに決まっています。複数のカードローンを利用する際にはきちん計画的にお金が返せるかを期日までしっかりと考えることが大切です。複数のカードローンを利用するにあたって大きなデメリットとしてやはり金利の高さや手間の多さがあげられます。中にはカードローン業者が複数の業者のローンをまとめるサービスも行っています。
返済日が一月に何度も続くのは体力的にもですが、精神的にもきついので利用できるサービスはなるべく利用するのが重要です。複数のカードローンを利用する際には急場しのぎで利用するのではなく、他の選択肢を十分に吟味しても無理だと思ったときだけ利用することが大切です。