幾つものカードローンを見てくると、一応はあるけれどもあまりそこまで数は多くないと思いますが主婦OKというところもあることがわかりました。主婦OKのカードローンとはずいぶん思い切っているなと思いますが、ふと思ったのは「主婦も借りられるなら、ここはずいぶん審査が緩いんではないか？」ということです。
もしや主婦OKというのは審査のゆるいカードローンの見分けるポイントになっているんではないでしょうか？なんとなくそんな感じがするのですが、やっぱり緩いのでしょうか？
その考え方は1つの考え方で正しいと言いたいところではあるんですが、必ずしもそうとはいえないというのが正しいところなのです。なぜ、主婦OKと書いてあるようなカードローンが審査のゆるいカードローンだと確実に言えないかというと、それは商品が違っていたりそもそも借り入れのコース自体が違っていたりすることがあるからです。
例えば地方銀行には非常に多いのですが、主婦やパート・アルバイトなどだけは違う枠で商品も違うというパターンです。この時は主婦向けには緩い審査をやっているのだけれども正社員などになると厳しくなる、というところもあるのです。ですので必ずしも緩いとはいえないでしょう。もちろん大手などに比べるとゆるめであることは間違いありませんが。
地方銀行以外にも大手では主婦OKと書かれていないところが多く、主婦OKと書かれていないということはかなり審査のゆるカードローンとは真逆のところにあるのか？と思いがちです。しかし口コミなどを見てみると収入はさほど多くないのに借り入れをしているという人もいるし、他よりもたくさんの枠を与えてくれるというところもあったりします。
つまりこういう地方銀行以外の大手というだけで厳しいというふうに考える人もいますが、そうではないところもたくさんあります。主婦OKというのは審査が緩いカードローンである時もありますが、そうでない時もありますし、書いていないのに緩い時もあるのです。結局、1つずつ調べるしかないのです。
（⇒主婦でも大丈夫な借入先は増えてきた？）
家庭の主婦は、家計費のやりくりなどのプロですから、急な出費などにも備えた計算を日常から行っているものです。水回りの不具合が突然発生したとか、家電製品が急に故障したとかに対応する備えです。
急な出費は、そんなにしょっちゅう訪れるわけではありません。しかしながら、なぜでしょうか、一度来ると連続して来ることが往々にしてあるものです。クーラーが故障して新規購入し、その翌月に遠方の親族の葬儀が入るなど。不測の事態は、連続で発生すると家計を逼迫します。こうした備えとして、最近はカードローンが人気なのです。
カードローンを契約しておけば、急な出費の際にも、コンビニや銀行のATMなどからすぐにお金をおろすことが可能です。その後、計画的に返済している途中で、また不測の事態が発生すれば、上限額までならば再契約の必要もなく、何度でも借入することができます。
とても便利なカードローンですが、ところで主婦はこれを契約することができるのでしょうか。（参考ページはこちら→主婦とカードローンの関係）
カードローンには、大きく分けて、銀行系と消費者金融系の2種類があります。このうち、銀行系のものは、いわゆる総量規制の対象外になっています。総量規制とは、借り入れの上限額を本人の年収の3分の1まで、とする法令です。したがって、この法令の対象外となる銀行系カードローンは、無収入の専業主婦OKということになります。これを根拠に、過去の金融事故さえない限り、銀行系は審査のゆるいカードローンと言われるのです。
また、消費者金融系カードローンは総量規制の対象となりますが、借り入れの上限額が本人の年収の3分の1までということですから、パートなどで収入のある主婦ならば、その3分の1までは借入できる可能性があります。年収100万円ならば33万円まで、といった具合ですね。これもやはり、過去に金融事故などない限り、審査のゆるいカードローンと呼ばれる所以でもあります。
（⇒審査基準はどのように判断をするのか）
カードローンは、借り入れをしなければ金利が発生するわけでもなく、会費が取られるわけでもありません。申し込み条件を満たしている人ならば、急な出費に備えて契約だけはしておくほうが安心でしょう。