無職でも審査に通る?カードローンと相続問題

現在無職です。先日会社を解雇されました。色々と不祥事を起こしてしまったため、退職金がでません。家の住宅ローンもまだ残った状態なのですが、たちまち一家が路頭に迷ってしまいます。少しは蓄えで生活できるにしても、住宅ローンや子どもの教育費など出費は多く、もちろん私も再就職先を探しはしますが、一時的にでもカードローンでの借り入れを考えています。

無職でもカードローンを借り入れることはできるでしょうか?また、カードローンの借金は子どもに相続されると聞いたのですが、借金は相続されるのでしょうか?今すぐの話ではないにせよ、私に何かあった時にどうなるのか知っておきたいです。ご存じの方がおられましたら、教えて頂きたく存じます。よろしくお願い致します。

無職では借り入れは無理

なんだか厳しいご状況のようで言うに忍びないですが、無職では借り入れは無理ですね。返済の見込みがないと金融機関はお金を貸してくれません。お金を借りられるよりも一刻も早く次の就職先を見つけることを優先された方がいいかと思います。

正社員で働いておられたなら失業手当ももらえると思いますし公的融資もありますよ。それと質問にあった相続の件ですが、借金は貯金や財産などの遺産と同じで相続権がある方に相続されます。言うならば負の遺産ですね。住宅ローンもすべて相続されますので、わざわざカードローンで借金を作る必要もないと思いますよ。

カードローンと相続の関係は?無職でも審査はパスできるの?

例えば、父がカードローンを利用していたが100万円の残債を残して死亡した場合、その債務は相続人である配偶者や子供が相続することになるのでしょうか?この相続というのは財産を継承するということですが、プラスの財産だけでなくマイナスの財産も相続することになります。ここで問題なのは、そのほとんどがプラスの資産はほとんどなく、ただマイナスの資産を継承することになるのです。

要は、父の借金は相続人に継承され返済義務が生じるということになります。しかし、これを回避する方法はあります。それは財産の継承を放棄をすることです。これは財産を継承しない代わりに、借金も継承しないことになります。ただこの財産継承の放棄をせずにそのままにしてしまう方がいるのですが、これはそのまま借入金も返済義務は継承してしまうことになるので、父が死亡した場合にはしっかりと手続きをすることを忘れてはいけないのです。

キャッシングやカードローン会社は今人気ですが、利用するには当然審査があります。返済能力がない方は当然審査をパスすることはできません。金融機関によっては審査基準は異なるのですが、そのほとんどは20歳以上で安定した収入がある方が融資の対象となります。

なので無職の方はまず審査に通過するのは難しいでしょう。しかし、無職の方でも例外的に審査にパスできることがあります。それは無職でも安定した収入がある方は融資の対象となります。働いてもいないのに安定した収入なんてないと思われるかもしれませんが、そうでもありません。(参考ページはこちら→無職で融資を受けるには

例えば賃貸住宅を所有していたとしたらどうでしょう。親から譲り受けた資産かもしれません。自分で購入したものかもしれません。いずれにしても無職の方でも賃貸住宅の安定した家賃収入があればキャッシングやカードローン会社の融資の対象者となるでしょう。他にも太陽光発電などを所有されていても、安定した収入ですよね。金融機関に事前に相談してみると良いでしょう。