銀行系カードローン、主婦だと不利?パートを始めたばかりです

働いていたのは遥か前、というほどではないですけれど、子どもができたのを機に退職してから10年経ちました。子どももすっかり大きくなって、まだ心配はあっても、基本的には子育てがひと段落というところです。子育て中は教育もそうですけれど、何より自分に収入がなかったので大変でした。幼稚園や小学校、どうしてあんなにお金がかかるのでしょう……!

主人の収入だけでは先々厳しくなりそうなので、私も先月からパートに出ています。久し振りに家庭以外の社会で働くので緊張続きですが、周りの人が親切なので何とかこなせています。が、しかし、それでも家計が少し苦しくて困っています。月末に急な出費があり、それが痛かったようです。このままでは今月乗り切れないので、カードローンの契約に踏み切ることにしました。

でも主人が知ると怒りそうです。住宅ローン以外は融資を認めない人なんです。主人に内緒で契約できますか?それから不安なことがもうひとつ。銀行系カードローンを考えているのですけれど、主婦で申し込むのは審査に不利でしょうか?パートに出ているもののまだ一ヶ月も働いていませんし、収入も低いし……だったらいっそ、主人の収入があてになる主婦の方が審査に通りやすいのでしょうか?

勤続歴も重要!パート期間がまだ短ければ専業主婦で申し込んで!

子育てには本当に本当にお金がかかりますね……!僭越ながら私も子持ちですので、そのご苦労はよく分かります。しかし子どもの成長を実感した時にはその苦労も報われるものですよね。これからもどれくらいお金がかかるか、考えると眩暈がしなくもないんですが、そこは親の努めとして頑張って参りましょう。

今は家計のためにパートに出る奥様も多いですよね。景気も上向きになっているようですし、これからますます職場が増え、働く人も増えるのではないでしょうか。ついでに時給も上がってくれれば一石二鳥です。先月からパートを始めたばかりとのことですが、これからも頑張って下さい。カードローンの返済にお給料を充てることになりそうですね。

しかし問題は申し込みの時点において、勤続歴が大変短いということが挙げられます。はっきり言ってしまえば、審査に通るには最低でも一年必要です。一年でも通らない場合がありますし、できれば二年は欲しいところです。あなたの場合は一ヶ月くらいだと思いますので、勤続歴としてはあまりにも短く、返済能力がないと判断されると思います。(参考ページはこちら→勤続年数は長いほど確実に借り入れが受けられます

そこでおススメしたいのは、パートではなく「専業主婦」で申し込むことです。実際にまだお給料をもらったわけではなく、税金も計算されていないと思いますので、嘘ではないでしょう(嘘はいけませんので)。専業主婦だと審査に不利だと思われがちなのですが、実はご主人に安定した収入があれば問題なく審査が行われるのです。

審査で見られるのは「返済能力」ですので、その世帯に収入があると判断されれば、専業主婦でも審査に通ることが可能です。今は主婦向けのカードローンも多く提供されていますし、不安ならそういったカードローンを狙って行くのもひとつの手でしょう。

ご懸念のご主人への通知ですが、これはまず大丈夫と言って良いと思います。会社員がカードローンを契約すると、本当に会社に在籍しているかどうかの確認電話が会社へかかってきますが、専業主婦の場合はご自宅にかかってくることになります。専業主婦の職場はご家庭ですから当然ですよね。時間指定をしておけばあなただけが出るようにもできますし、ご主人に知られることはまずありませんよ。

銀行系カードローンならば主婦でも融資可能です

主婦が旦那のお給料だけで全部をやりくりできる、と考えていたら大間違いです。家族のために一生懸命働いてくれる旦那には面と向かっては言えないものの、正直、給料だけで家計をやりくりするのは、非常に大変なのです。それでもなんとかギリギリでやっているのが、主婦のプロ根性なのです。

しかし、そのプロ根性をもってしても、なんともならない事があります。予期しない急な出費ですね。こうした出費に備えて、もちろん主婦ならば多少の滑り止め預金はしているでしょう。しかし、予期しない出費が、今月も来月も、そして再来月も、連続で来てしまったらお手上げです。イレギュラーな出費とは言え、予期できるものであれば、年間にならして分散することもできますので、計画は立てられるのですが、予期できないものであれば、分散することはできません。その時、その瞬間にお金を出さなければならないのです。

このような時に役に立つのが、カードローンです。予期しない出費を一旦カードローンで借り入れておいて、これを年間に分散して返済することができるのです。銀行はもちろん、コンビニのATMなどでも、手軽に引き出すことができます。返済もATMからできるので、まるで預金をおろして、お金ができたら預金で補充する、といったイメージです。

便利なカードローンですが、パートなどでもしていない限り、主婦には収入がありません。収入がない以上は、消費者金融系カードローンを組むことは、実質的には不可能です。そこで銀行系カードローンが登場します。(参考ページはこちら→主婦でも借りられるカードローン

銀行系カードローンは、消費者金融業者に敷かれている「総量規制」とは無関係です。総量規制とは、借り入れする際に年収の3分の1を超えてはならない、という法律です。銀行系はこの総量規制の対象外なため、収入がなくても、申し込み条件を満たして、かつ信用審査に通れば、カードローンを組むことができるのです。ただし、まったく返済能力のない主婦に融資することはできません。そのため、ご主人の収入証明が必要になる場合もあります。しかしながら、新生銀行のように、収入証明を求めてこない銀行系カードローンもあるので、必要な人はしっかりと事前調査してみて下さい。(参考ページはこちら→融資を受けるにはそれなりの条件をクリアしないと駄目です

【参考ページ】
融資限度額についてしっかりと考えてみよう