どういう風にカードローン業者は組める金額を決めているの?

カードローンを組める金額っていうのは昔に比べると私もだいぶ増えたのですけれども、若い頃は「どうしてこれだけしか借り入れができないのか!」と思ったものです。若かったのですぐ血が上るのかもしれませんが、今から考えても少なかったようにも感じます。

周りと比べてやっと組める金額もそれなりになってきたのですが、カードローン業者っていうのは人それぞれで組める金額をどうやって計算して換えているのでしょうか。どういうふうに決めているのか、それがわかりにくいので知りたいですね。(参考ページはこちら→融資限度額の法則性

カードローン業者が組める金額を決める基準が複数存在する

基本的にカードローン業者が組める金額というのは業者ごとに決める基準というのがあって、それにそって決められていると考えていいでしょう。ですので一つ一つのカードローン業者によって基準が違うので、一概には言えないというのが正解ですが、カードローン業者でも同じような基準を使っているところもあります。複数あるのですが代表的なものを幾つか紹介します。

組める金額を決めるのに一番重要だと言われているのが年収です。年収が高ければ高いほど組める金額は高くなります。銀行系カードローンであれば総量規制というものがないので、特に気にせず好きなだけ借り入れをすることも出来ますが、それでも年収の半分までと言われていますのでそれを参考にしておくといいでしょう。

次に借り入れをしているかどうか、事故があるかなどです。金融事故と呼ばれる返済をしていなかったようなことがある場合には貸出すらカードローンはしません。また、借り入れを他社からもしているというならば、それが原因で組める金額が少なくなってしまうこともよくあります。他社借入などを少なくすること、事故を起こさないこともポイントです。

最後が職業で安定している公務員や大企業の正社員の人ほど、借り入れできる金額は大きくなるようです。だいたい同じ年収の人が借り入れをしに来ても、1割から2割程度は職業によっても変わると言われています。出来る限り安定した職業に着いたほうが有利です。

以上の3点がポイントになります。細かな差は業者ごとにありますので、その点はご了承を。

カードローン会社で組める金額ってどうやって決まるの?

キャッシングやカードローン会社を活用すると、借入限度額というものがあります。これは、文字通り今現在あなたが組める金額だと考えて下さい。通常、カードローン会社に借入の申込をすると審査があります。これはあなたの属性や今現在のあなたの月の収入、そして今現在のあなたの借入状況がどうなっているかを総合的に判断して、あなたの借入限度額を設定することになるのです。

金融会社によって異なるのですが、ほとんどその金融会社の会員ページにログインすると、あなたの借入限度額はいくらですというコンテンツがあるので、ここを見れば一目瞭然です。これであなたの借入限度額がわかるという仕組みになっています。そしてこの借入限度額を増額する方法はあるのでしょうか?

お金の貸し借りは信頼関係で成り立っています。信頼していない人にお金は貸しませんよね。金融会社とあなたの関係は信頼関係によって成り立っています。こう考えれば分かると思いますが、借入限度額の増額申請をするなら、金融会社との信頼関係を強固なものにしておく必要があります。この信頼関係を強固にする方法はただひとつ。毎月返済をしっかりと行い信頼関係を構築することに他なりません。

この増額融資の申請は、最低でも半年から1年間は滞納なく返済を続けることがポイントです。これは金融会社にもよりますが、ある一定の期間が過ぎると増額案内が届くようになります。金融会社から増額案内が届くと、ほぼ間違いなく増額融資の審査にパスできるでしょう。そうなるためには、毎月コツコツ返済することが何よりも近道なのです。

裏技がひとつあるのですが、繰り上げ返済をすることをお勧めします。繰り上げ返済をするということは、あなたがお金に余裕があることに他なりません。金融会社もお金に余裕がある方に貸したいものですね。増額融資を引き出したい方は、試してみるのもひとつの手です。ただ、これをしたからといって確実に増額案内がくるかどうかは分かりません。我慢強く待ちましょう。
(⇒増額申請をしても審査落ちはありえる?